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 医療に関する豆知識
1.病院・診療所等の名前の違いは…? 
2.往診と訪問診療、居宅療養管理指導の違いは…?
3.開業医の忙しさ・・・。 
4.「包括評価DPC」とは…? 
5.「クリニカルパス」って何…?
6.ケアマネジャーの苦手意識には…?
7.医療連携するための対策
8.「ケアマネタイム」とは一体なに…!? 
9.介護保険の「医療費控除」対象って・・・?!
10.訪問看護「主治医の指示書」「特別指示書」
11.『医療保険による訪問看護』について 
12.ヘルパーさんが行える医療行為って…!?
13.服薬の豆知識
 1.病院・診療所等の名前の違いは…? 
 ◎「診療所」とは
診療所は、外来医療が中心となっており、その病気が入院を必要とするものなのか、また専門診療が必要なのか等を判断する身近な医療機関です。 
入院ベット数は医療法の規定にて19床以下と決められており、一般的に「○○医院」、「○○クリニック」、「○○内科」、「○○耳鼻咽頭科」など呼ばれているところが診療所にあたります。?
 ◎「病院」とは
病院は、医療法の規定で20床以上の入院施設を持つ医療機関とされており、高度な医療を行う大きな病院から、診療所のような小さな病院まで様々な形態があります。
 ◎「総合病院」とは
総合病院は、1996年の医療法改正により廃止されており、現在では概念的な呼び方となっています。
従前の規定としては、病床数100床以上で主要な診療科(最低でも内科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科の5科)を含む病院とされていました。?
 ◎「大学病院」とは
一般の病院が「診療」を中心とする施設あるのに対し、大学病院では「診療」に加えて、「臨床教育」、「臨床研究」の3つの役割を担っています。
高度で最新の専門的医療が受けられるという長所の反面、経験の浅い研修医が治療を担当したり、若い医師に治療現場を見学されたり、また研究段階の治療法の実験材料にされるなどの短所もあります。

 ◎往診と訪問診療、居宅療養管理指導の違いは…? 
 (在宅医療
 


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 2.往診と訪問診療、居宅療養管理指導の違い
 はどんなところ…?
(往診)…医療保険
患者さんやその家族の求めに応じて随時に自宅を訪問して診療を行うことを言います。
医療保険又は自費対応の方を対象とし、連絡があるときに随時実施。
(訪問診療)…医療保険
 自宅で療養を行っている患者さんで現に寝たきり状態にある方、またはこれに準ずる状態にある方に対して、かかりつけ医が計画的な医学管理のもとに定期的に自宅を訪問し診療を行うこと。
原則として週3回となっているが、急性期や悪性腫瘍末期患者や難病患者は回数制限はない。
(居宅療養管理指導 )…介護保険
 居宅療養管理指導の指定をうけた保健医療機関の医師が、利用者の同意を得て療養上の管理及び指導を行う。
要支援または要介護の認定をうけた方で通院が困難な方を対象とする。介護保険サービスとしての利用となるため、ケアマネジャーへの報告義務などが発生する。
指導料が請求可能なのは月2回まで。
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  3.開業医の忙しさ・・・。 
医師から見たケアマネジャーとの連携
(大阪社会保障推進協議会 マスターケアマネ養成研修資料より)
~開業医の立場から~
①医師の忙しさ…
・午前と夜診以外に行う在宅医療…
・山のような書類書き…
 (制度更新のための書類、病院への紹介状、主治医意見書、介護事業者へやりとり…)
・診療時間中にはできなかったカルテの整理…
・学校医や保健所等への出務…
・最新の医療を学ぶための各種研修会への参加…
・『経営者』なので職員との対話や相談、給与計算…
   など、毎日帰宅は午後夜遅くなる…。
②医師にとっても問題多い介護保険制度
・やたらと書類が多く、何かあればカンファレンスや面談が必要
・多忙な日常の中で協力できる余地が少ない…
・介護保険の情報が主治医に伝えられない…
・主治医の都合が配慮されないプランがある
③ケアマネさんへのお願い
・時間に押されての仕事のため、面会時の用件は簡潔・要領よく行ってほしい
・担当ケアマネになったら医師に知らせてほしい
・ケアプランの概略(週間予定など)の情報をいただきたい
・主治医に訪問看護ステーションなどの選定の希望を聞いてほしい
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 4.「包括評価DPC」とは…? 
  ※「yahoo 知恵蔵」より
包括評価DPCが導入されたことで、病院経営が大きく変化していると聞いたことがあります。
この包括評価DPCがいまひとつよく分かりません。 DPCとはどういった内容で、どう病院経営に影響を与えたのかご教授お願いします。
 
まずは「DPC」についてご説明します。
今までわが国では、医療行為に対する医療機関への報酬の計算方法として「出来高(できだか)払い制」が採用されていました。
これは例えば、ある病気で治療した患者がいた場合 それに対する検査や治療行為に対して一つ一つ計算して合計する方法です(胃カメラ○○円+胃薬代金△△円+・・・= ◎◎円 みたいに)。 
しかしこの計算方法では、治療に時間を掛けて余計な検査をしたり 極端に言えば治りかけた時にわざと悪化させたりした方が医療機関は儲かってしまうという矛盾があります。
そこでDPCという計算方法が考え出されました。 これは病名につき治療費がいくらと決める方法です。
例えば「胃潰瘍で入院なら10万円」と決めてしまえば、早く直してすぐ退院させた医療機関のほうが人件費も安く済み収入効率がよいことになります。患者側も入院期間が短くなり余計な検査もされずに国としても医療費の抑制が期待されます。
ここからは「病院経営に対する影響」についてお話します。
一見するとまったく短所がない計算方法と思われるかもしれませんがDPCによる計算方法では、長期に治療が必要な状態の患者さんをみる病院にとっては不都合が生じます。
例えば高齢者がある病気で入院すると、病気は治ってもそのまま寝たきりになってしまうといった状況は良くあるわけです。
そうすると「家では介護できない」などの家族の訴えがあれば、介護できる施設が決まってから退院させなければなりません。 また、探しているうちに肺炎になったりします。そういった状況では最初から病名で医療報酬が決まっていると、退院が長引けば長引くほど利益が減りますよね?
もう一つ例を挙げると、慢性疾患で自宅では生活できないが病院の中では生きていける患者さんをみている病院も利益が減ります。
つまり、高齢者を多く抱える地方病院や長期の療養が必要な慢性疾患をみる病院は非常に経営が苦しくなります。 (逆に急性期だけをみる病院はメリットがあります。)
こんな感じでご理解いただけたでしょうか?
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 5.「クリニカルパス」って何…? 
病院の種類には大別して「急性期病院」と「回復期(療養型)病院」があります。
急性期というのは、病気ケガの発症期において、治療や検査、手術を積極的に行う段階を言います。
対して回復期(療養型)というのは、ある程度の治療が済んで、後は体力の回復を待ったり、リハビリなどを行う段階を言います。
その地域の核となるような急性期病院である程度の治療を終えると療養型病院へ移って回復期のリハビリを行うケース等において、病院間で治療と看護の計画表を作成する場合があります。 これが連携クリニカルパスです。
効率のよい治療計画を立て、入院日数を短縮したり、病院・医師による方針や説明を統一する目的のほか、転院ということに対する患者さんやご家族の不安を解消する目的で作成されています。
※「クリティカルパス」という名称で呼ばれることもありますが、クリティカルが「危機の、 決定的な、臨界の」という意味であるのに対して、クリニカルが「臨床の、病室用の、 客観的な」という意味であることから、最近では「クリニカルパス」という呼びかたが一般的になっているようです。
※クリニカルパスとともに退院させた急性期病院は「計画管理料」を、回復期病院は 「退院時指導料」を請求できます。 ただし、計画管理料を請求する病院は、平均 在院日数を17日以内にするなど、一定の条件を満たす必要があります。
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 6.ケアマネジャーの苦手意識には…?
(苦手意識や不安、困りごとなどの意見)  
「医師は忙しい」と考えているので、遠慮してしまいどうしても連絡を控えてしまう。
書面などで連携を行っても、返事がいただけないことがある。
心よく時間を割いてくれる先生と、そうでない先生がいるので、初めてのご連絡のときは緊張します。
往診の先生とは連携が取りやすいが、定期通院している主治医とは連携がとりずらい…。
面会や担当者会議のアポイントをとる際の対応など、敷居の高さを感じている。
「主治医というほど、患者をよく知っている訳ではない」と言われることがある。
担当医との連絡のタイミングがわからず、どうしても連携が後々になってしまう…。
個人の病院は相談担当者がいない場合が多い。
介護に関する窓口業務が出来る方を位置づけできないものかと思う。
医療専門用語が多く、説明されても理解できない場合がある。
主治医意見書や診断書などを取寄せても、書面の字が乱雑で読むことができない…。
(介護保険制度を理解してほしい)  
医療現場において、介護保険の仕組みが理解してもらえていない場合がある。?
軽度者の福祉用具貸与における、医学的な意見について、まとが外れてしまっていることも多い。
医師から一方的に訪問看護ステーションを指名されることがある。
介護保険上では、病院内のヘルパー算定が原則としてできない現状にあるが、医師から安易にヘルパーにやってもらえばよいと説明されることがある。
医療機関では現状として、どこまでの周知がなされているのか?
医師の中には、自分の患者さんが介護保険を利用している事を知らない人もいる。
(助かっているといった意見)  
往診の対応だと連携が図りやすかったり、病院にMSWがいてくれると助かります。
大きな病院だと、相談員さんを通じて主治医の先生と連絡がとれてありがたいです。
頑固な利用者であっても、医師から「こうしたほうが良い」と説明されると、すんなりサービスに繋がる場合もある。
(その他の意見) 
単身世帯や老老介護などで、ご利用者の医療管理度が高くなった場合、サービス調整や施設入所が難しくなり、困難ケースとなりやすい。
本来は利用者の在宅生活向上のために連携しなければならないものと考えているが、実際のところは指導監査に備えての必要な書類や、根拠となる書類を準備するための連携になってしまっている…。
ケアマネジメント適正化の為に細かな連携を求められているが、医師もケアマネも日々の書類業務に追われてしまっている…。
「効率化」も考えていかなければ、お互いに燃え尽きてしまうと思う。
胃ろうや経管、吸引・在宅酸素・透析など、医療処置が多くなった方は、短期入所や施設入所を求められても調整が非常に困難となっている。
経済状態の悪化から、介護や医療に必要な支払いができない利用者も多くなっている。
医療につなげたくても、本人に拒否されてしまう場合もある。 
本人は医療の必要性を感じているが、長男や嫁など家族内の権力者の協力が得られずサービスに繋がらないケースもある。
 
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 7.医療連携するための対策 
(聞きたい内容の整理)
事前に、利用者の状況の何について、どんな情報が必要なのか等を簡潔・明瞭にまとめておく必要があります。
 ・「利用者の現在の状況(症状)について」
 ・「ケアマネとして、どんな心配をしているのか」
 ・「それに対して、どのような情報が必要になっているか」
(連携するにあたり)
・FAX・Eメール・手紙の文面は、礼儀を逸しない範囲でコンパクトにまとめる。
・電話は短時間に切り上げる。
・利用者の患っている疾患についての基本的な医療知識は事前に学習しておく。
(医師に確認しておくと良いもの)
・利用者の既往歴、現在治療中の病名
・服薬中の薬
・病気の予後と療養上の注意点
・食べてはいけない食事、摂取が望まれる栄養
・やってはいけないケア、やらなくてはならないケア
・入浴や外出など、ケア提供にあたっての判断の分岐点
・運動制限の有無
・健康状態把握のための観察上のポイント
・急変時の対処法
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 8.「ケアマネタイム」とは一体なに…!? 
(目的)
ケアマネジャーが医師に連絡・相談しやすい環境づくりと、医師とケアマネジャーをはじめとする担当者間の情報共有を図ることにより、ケアマネジメントにおける医療と福祉の連携を強化することを目的としています。
市区町村または医師会などで実施されています.
(内容) 
医師から、業務中において比較的ケアマネジャーとの連絡が容易な時間帯(ケアマネタイム)を設定してもらい、その情報を記載した表をケアマネジャーに配布しケアマネジャーから医師への連絡・相談に活用してもらうものです。
また関係づくりにあたり電話連絡にとどまらず、連携ツール等を使用した、郵送・FAX・メールなどの方法により連絡を行っていくことで、正確な情報交換を進めることが出来ます。
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  9.介護保険の「医療費控除」対象って・・・?!

介護保険サービスに係る自己負担分について、医療費控除の対象となるものがあります。
医療費控除は名前のとおり、医療に関する自己負担分が対象となることから、原則、医療系サービスが対象となります。
しかし、例外的に医療系サービスと併せて利用した場合に対象となる介護保険サービスもあります。
《1割分の自己負担額が対象のサービス》
 ① 訪問看護 (介護予防訪問看護)
 ② 訪問リハビリテーション (介護予防訪問リハビリテーション)
 ③ 居宅療養管理指導 (介護予防居宅療養管理指導)
 ④ 通所リハビリテーション (介護予防通所リハ) 
   …※〔食費も対象〕 
 ⑤ 短期入所療養介護 (介護予防短期入所療養)
   …※〔食費、滞在費も対象〕?
《医療系サービスと併せて利用した場合対象となるもの》
 ⑥ 訪問介護・夜間対応型訪問介護 (介護予防訪問介護)
   …※〔生活援助中心型は除く〕
 ⑦ 訪問入浴介護 (介護予防訪問入浴介護)
 ⑧ 通所介護 (介護予防通所介護)
    認知症対応型通所介護
    (介護予防認知症対応型通所介護)
    小規模多機能型居宅介護
    (介護予防小規模多機能型居宅介護)
 ⑨ 短期入所生活介護 
    (介護予防短期入所生活介護)
(医療費控除の対象となるには、下記を満たす必要あり!)
 1. 居宅サービス計画に基づいた居宅サービスである事
 2. 居宅サービス計画に、上記の①~⑤のいずれかのサー
   ビスが位置付けられていること。
   
(注意事項として)
※介護保険の区分支給限度額内の、保険給付対象分の自己負担額のみが対象です。
※居宅サービス計画に基づかない償還請求の場合は対象外になります。
※控除を受ける場合は、サービス事業者が発行する領収書が必要となります。『詳しくは国税庁の「医療費を支払ったとき」を参照』
 
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10.訪問看護「主治医の指示書」「特別指示書」
(主治医の指示書)
介護保険の訪問看護の対象者は、病状が安定期にあり、訪問看護が必要であると主治医が認めた要介護や要支援者が対象となります。
訪問看護指示書が訪問看護ステーションに交付されないと訪問看護を提供することができません。訪問看護の導入にあたっては、事前に主治医に確認を行っておくことが重要となります。
※訪問看護指示書は、本人宛に書くものではなく、訪問看護事業所あてに発行されます。
※有効期間 …1ヶ月 ※延長6ヶ月
※医師は訪問看護指示料として、300点の診療報酬請求が行えます。
(主治医の『特別指示書』とは?)
特別指示書とは、介護保険の訪問看護から医療保険の訪問看護に変更を指示するものです。特別指示書の交付日から医療保険の訪問看護に変更となります。
月に継続して14日間に限り、医療保険の訪問看護が受けられます。
※真皮を超える褥瘡の場合は、1ヶ月に2回(28日間)交付可能
※指示が出た期間中も、訪問介護や福祉用具などの介護保険サービスは継続して利用は行えます。
※医師は特別訪問看護指示料として、100点を診療報酬を請求することができます。
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 11.『医療保険による訪問看護』について 
訪問看護は介護保険によるもののほかにも、医療保険によって行われるものもあります。 医療による訪問看護とは、厚生労働大臣が定める疾病等の患者に対して行われる訪問看護になります。
この場合、介護保険の訪問看護は算定できません。 訪問看護を導入するにあたり、この点には注意し、疾病の確認は間違いなく行っていきましょう。
 (厚生労働大臣が定める疾病等)
 ①末期の悪性腫瘍  ②多発性硬化症  ③重症筋無力症 
 ④スモン    ⑤筋萎縮性側索硬化症  ⑥脊髄小脳変性症
 ⑦ハンチントン病   ⑧進行性筋ジストロフィー症
 ⑨パーキンソン病関連疾患 
   ・「進行性核上性麻痺」 ・「大脳皮質基底核変性症」
   ・「パーキンソン病(ホーン・ヤールの重症度分類がステージ
    3以上であって、生活機能障害度がⅡまたはⅢのもの)」
 ⑩多系統萎縮症 
   ・「線条体黒質変性症」 ・「オリーブ橋小脳萎縮症」
   ・「シャイ・トレーガー症候群」
 ⑪ブリオン病  ⑫亜急性硬化症全脳炎
 ⑬後天性免疫不全症候群  ⑭脊髄損傷  
 ⑮人口呼吸器(レスピレーター)を使用している状態
※急性憎悪などにより、主治医が一時的に頻回の訪問看護が必要と認め、「特別指示書」が交付されたときも医療保険の対象となります。
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 12.ヘルパーさんが行える医療行為って…!?
ヘルパーさんが行える医療行為はどこまでなのか、しっかり把握しておくことは、サービスを調整をおこなう上で必要な知識になります。
ここでは、平成17年に厚生労働省医政局から通知された解釈を再度確認したいと思います。
ただし、これらの行為が実際に訪問介護事業所で対応してもらえるかどうかについては確認が必要です。
(原則として医療行為でないと考えられるもの)
1.体温測定 (水銀体温計・電子体温計・耳式電子体温計)
2.自動血圧測定器により血圧を測定
3.入院治療の必要がないものに対する動脈血酸素飽和度を測定 (パルスオキシメータ)
4.軽微な切り傷、擦り傷、やけど等について、専門的な判断や技術を必要としない処置(汚物で汚れたガーゼの交換を含む。)
5.「一定要件」のもとでの医薬品使用の介助
・皮膚への軟膏の塗布 (褥瘡の処置を除く)
・皮膚への湿布の貼付
・点眼薬の点眼
・一包化された内用薬の内服 (舌下錠の使用も含む)
・肛門からの坐薬挿入
・鼻腔粘膜への薬剤噴霧
(医薬品使用における「一定の要件」とは)
(1)患者の状態が以下の3条件を満たしていることを医師、歯科医師又は看護職員が確認していること。
① 患者が入院・入所して治療する必要がなく容態が安定していること
② 副作用の危険性や投薬量の調整等のため、医師又は看護職員による連続的な容態の経過観察が
  必要である場合ではないこと
③ 内用薬については誤嚥の可能性、坐薬については肛門からの出血の可能性など、当該医薬品の
  使用の方法そのものについて専門的な配慮が必要な場合ではないこと
(2)免許を有しない者による医薬品の使用の介助ができることを本人または家族に伝えていること。
(3)事前の本人または家族の具体的な依頼があること。
(4)医師または歯科医師の処方及び薬剤師の服薬指導の上で行うこと。
(5)看護職員の保健指導・助言を遵守すること。
6.爪そのものに異常がなく、爪の周囲の皮膚にも化膿や炎症がなく、かつ、糖尿病等の疾患に伴う 専門的な管理が必要でない場合に、その爪を爪切りで切ること及び爪ヤスリでやすりがけすること
7.重度の歯周病等がない場合の日常的な口腔内の刷掃・清拭において、歯ブラシや綿棒又は巻き綿子などを用いて、歯、口腔粘膜、舌に付着している汚れを取り除き、清潔にすること
8.耳垢を除去すること (耳垢塞栓の除去を除く)
9.ストマ装具のパウチにたまった排泄物を捨てること (肌に接着したパウチの取り替えを除く。)
10.自己導尿を補助するため、カテーテルの準備、体位の保持などを行うこと
11.市販のディスポーザブルグリセリン浣腸器(※)を用いて浣腸すること
※挿入部の長さが5から6センチメートル程度以内、グリセリン濃度50%、成人用の場合で40グラム程度以下、6歳から12歳未満の小児用の場合で20グラム程度以下、1歳から6歳未満の幼児用の場合で10グラム程度以下の容量のもの
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  13.服薬の豆知識 
70歳以上の高齢になると、複数の病気(慢性疾患)をもち、また複数の病院にかかりつけている方も多く見られてきます。
また服薬量も、一日10錠以上の多量の薬を服用されている方も稀ではありません。
ここでは服薬管理上の豆知識として、支援者が確認や注意すべ事項をまとめています。

    ⇒1.お年寄りの体と薬の影響
    ⇒2.定期的に確認すること
    ⇒3.薬の服用時間について
    ⇒4.食物と薬の併用禁忌について


1.お年寄りの体と薬の影響
高齢者になると、体内の水分量低下や、腎臓や肝臓などで行われる代謝機能も徐々に低下してきます。
またこれら代謝能力の低下は、薬を体内にとどめる時間を長引かせ、薬の作用を長引かせるなど、副作用の危険も高めます。
高齢者の副作用は症状の重度化や、転倒事故や状態変化につながりやすいため注意が必要です。 
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2.定期的に確認すること
『どんな薬が処方されているか確認』 
服薬一覧表やお薬手帳などで、服薬状況とその副作用・注意事項などの確認を行いましょう。
服薬量が多い場合など、分量や処方が現在の本人の体調から必要なものか否か、医師や薬剤師に相談すると、見直される場合があります。
『通院状況について確認』 
複数の病院に通院されている場合は、医師同士が本人の服薬状況を把握できているのか確認する必要があります。
連携が取れいないことで、相互作用のある薬が処方され状況が悪化している場合も考えられます。 
お薬手帳や一覧表を作成するなど、医師に状況説明することは必要です。  
『薬の保管・管理は誰が行っているのか』 
薬の管理者が誰なのか、管理能力はあるのか、服薬時間は守れているのかなど確認を行ないます。
また、薬が多量に出ている場合で、バラバラの袋から一つ一つ取り出すのは、利用者にとっての負担も大きくなります。
医師や薬剤師に相談すると、薬の一包化(いっぽうか)を行ってくれますので、必要時は助言した方が良いでしょう。 
『飲み忘れや自己調節、過剰服用の有無などを確認』 
医師から処方された薬がしっかりと服用できているか、訪問時には確認する必要があります。
飲み忘れや過剰服用など、認知症状が考えられる場合には、目で確認できる服薬一覧表の活用や、管理者変更なども検討する必要があります。 
『服薬方法が間違っていないかどうかの確認』
利用者やご家族の中には、服薬の方法を間違えて提供していたり、または自己判断で勝手に行っている方もいます。
 ・飲みづらいのでカプセル剤のカプセルを外して中身だけ服用。
 ・錠剤を吐き出してしまうので、細かく砕いて服用させている。
 ・決められた時間ではなく、気分気ままに服用している。 など
服用は決められた方法や時間に行う必要があります。
もし「飲み込みづらい」「吐き出してしまう」など聞かれた場合には、医師や薬剤師に薬の変更がお願いできないものか相談みると良いでしょう。 
『市販薬や漢方薬、サプリメントなどの服用をしていないか確認』 
利用者の中には、医師から処方薬されている薬に加え、自分で民間薬を併用されている方もいます。
お年寄りは若い方と違い、薬の影響が強く出たり、薬の効果が長時間継続するなど副作用がみられる場合もあります。 それら民間薬の服用によっては、薬の相互作用など効果が強くみられたり減少することもあり、最悪の場合その影響から致命的な事故につながることもあります。 
もし民間薬などの服用事実があったなら、医師や薬剤師に一度確認してほしいと勧めたほうが良いと思われます。 
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3.薬の服用時間について
 「決められた薬の量よりも多く服薬」、「短い間隔での服薬」は、効果が強く 出るなど副作用を起こすおそれがあり、また逆に「規定よりも少ない分量の服薬」、「間隔を長くあけての服薬」は、充分な効果が得られないことがあります。薬は決められた量、回数、飲み方を守る必要があります。
  『食前』   …食事時のおよそ30分前 
  『食直前』 …食事の直前 
  『食中』   …食事中 
  『食直後』 …食事のすぐ後 
  『食後』   …食事のおよそ30分後(または以内)
  『食間』   …食事のおよそ2時間後 
  『就寝前』 …就寝のおよそ30分前 
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4.食べ物と薬の併用禁忌について
『納豆やクロレラとワーファリン(血液抗凝固薬)』 
納豆やクロレラ、ブロッコリーやほうれん草などの食材は、血液を固まりにくくするワーファリン(血液抗凝固薬)の効果を減少させてしまう場合があります。
ワーファリンを服用中はビタミンKの活性が押さえられた状態にあります。 
しかしこのときにビタミンKを多量に含んだ食材を食べてしまうと、ワーファリンと拮抗してしまい、その効果が減少してしまいます。 
『グレープフルーツとカルシウム拮抗薬』 
グレープフルーツは、高血圧や狭心症などの治療に使われているカルシウム拮抗薬の血中濃度を高め、その作用を強くしてしまう場合があります。
これはグレープフルーツに含まれる成分が、肝臓や小腸等の薬物代謝酵素の働きを阻害してしまうためにみられるものです。 
『パイナップルと抗うつ薬』 
パイナップルと抗うつ剤との併用は、抗うつ剤の効果を強めてしまうことや、頭痛や高血圧症状が現われる場合があります。  
『アルコールと睡眠薬』 
アルコール飲酒中では肝臓での薬の処理が抑えられてしまいます。 そのためアルコールを飲んでいる状態で睡眠薬などを服用されると、それら薬の効果が強く出てしまう場合があります。 
『牛乳と抗生物質・カルシウム剤』 
牛乳と一緒に、抗生物質やカルシウム剤を服用するとその効果が低下してしまいます。
そのため服用は水か白湯で行う必要があります。 
『※お茶やコーヒーと鉄剤』 
以前は、鉄剤とお茶・コーヒーは一緒に飲むと効果が弱くなるので禁忌と言われていました。
その理由として、お茶やコーヒーにはタンニンという物質が含まれており、これが鉄と結合してタンニン酸となることで吸収が妨げられるというものでした。
しかし最近ではいろいろな研究が行われ結果、タンニンの影響はそれほど心配する必要はないとされています。 
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