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地震の揺れと「建物倒壊」
⇒地震の揺れと建物の倒壊を知る
⇒地震に備えた視点を持とう
 1..地震の揺れと建物の倒壊を知る
   気象庁が公開する「震度階級関連解説表」を確認し、いざ地震が発生
   したときの揺れ方と、被害程度を知っておきましょう!
   ⇒国土交通省 気象庁 「気象庁震度階級関連解説表」
1.人の体感・行動、屋内の状況、屋外の状況 
震度 人の体感・行動 屋内の状況 屋外の状況
0 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。
1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。眠っている人の中には、目を覚ます人もいる。 電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。歩いている人の中には、揺れを感じる人もいる。眠っている人の大半が、目を覚ます。 棚にある食器類が音を立てることがある。 電線が少し揺れる。
4 ほとんどの人が驚く。歩いている人のほとんどが、揺れを感じる。眠っている人のほとんどが、目を覚ます。 電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。 電線が大きく揺れる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。
5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。 電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の大半が倒れる。固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。 まれに窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。道路に被害が生じることがある。
5強 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。 棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。テレビが台から落ちることがある。固定していない家具が倒れることがある。 窓ガラスが割れて落ちることがある。補強されていないブロック塀が崩れることがある。据付けが不十分な自動販売機が倒れることがある。自動車の運転が困難となり、停止する車もある。
6弱 立っていることが困難になる。 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
6強 立っていることができず、這わないと動くことができない。揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもある。 固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなる。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
7 固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物がさらに多くなる。補強されているブロック塀も破損するものがある。
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2.木造建物(住宅)の状況
震度 耐震性が高い 耐震性が低い
5弱 壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられることがある。
5強 壁などにひび割れ・亀裂がみられることがある。
6弱 壁などに軽微なひび割れ・亀裂がみられることがある。 壁などのひび割れ・亀裂が多くなる。
壁などに大きなひび割れ・亀裂が入ることがある
瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。
倒れるものもある。
6強 壁などにひび割れ・亀裂がみられることがある。 壁などに大きなひび割れ・亀裂が入るものが多くなる。
傾くものや、倒れるものが多くなる。
壁などのひび割れ・亀裂が多くなる。まれに傾くことがある。 傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。
(注1)木造建物(住宅)の耐震性により2つに区分けした。 耐震性は、建築年代の新しいものほど高い傾向があり、概ね昭和56年(1981年)以前は耐震性が低く、昭和57年(1982年)以降には耐震性が高い傾向がある。 しかし、構法の違いや壁の配置などにより耐震性に幅があるため、必ずしも建築年代が古いというだけで耐震性の高低が決まるものではない。
既存建築物の耐震性は、耐震診断により把握することができる。
(注2)この表における木造の壁のひび割れ、亀裂、損壊は、土壁(割り竹下地)、モルタル仕上壁(ラス、金網下地を含む)を想定している。 下地の弱い壁は、建物の変形が少ない状況でも、モルタル等が剥離し、落下しやすくなる。
(注3)木造建物の被害は、地震の際の地震動の周期や継続時間によって異なる。平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震のように、震度に比べ建物被害が少ない事例もある。 
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3.鉄筋コンクリート造建物の状況
震度 耐震性が高い 耐震性が低い
5強 壁、梁(はり)、柱などの部材に、ひび割れ・亀裂が入る事がある。
6弱 壁、梁(はり)、柱などの部材に、ひび割れ・亀裂が入ることがある。 壁、梁(はり)、柱などの部材に、ひび割れ・亀裂が多くなる。
6強 壁、梁(はり)、柱などの部材に、ひび割れ・亀裂が多くなる。 壁、梁(はり)、柱などの部材に、斜めや X状のひび割れ・亀裂がみられることがある。
1階あるいは中間階の柱が崩れ、倒れるものがある。
壁、梁(はり)、柱などの部材に、ひび割れ・亀裂がさらに多くなる。1階あるいは中間階が変形し、まれに傾くものがある。 壁、梁(はり)、柱などの部材に、斜めや X状のひび割れ・亀裂が多くなる。
1階あるいは中間階の柱が崩れ、倒れるものが多くなる。
(注1) 鉄筋コンクリート造建物では、建築年代の新しいものほど耐震性が高い傾向があり、概ね昭和56年(1981年)以前は耐震性が低く、昭和57年(1982年)以降は耐震性が高い傾向がある。 しかし、構造形式や平面的、立面的な耐震壁の配置により耐震性に幅があるため、必ずしも建築年代が古いというだけで耐震性の高低が決まるものではない。既存建築物の耐震性は耐震診断により把握する事ができる。
(注2) 鉄筋コンクリート造建物は、建物の主体構造に影響を受けていない場合でも、軽微なひび割れがみられることがある。
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 2.地震に備えた視点を持とう!
1.大地震で倒壊する可能性がある建物は!? 
 ①建築年数のとても古い老朽化した住宅だった。
 ②全体的に窓や扉などの開放が多く、支える壁面積が乏しかった。
 ③壁の位置や柱の位置が一定ではなく、一方に偏った住宅だった。
 ④1階と2階の壁面が一致していない住宅だった。
 ⑤骨組みの接合部の強度低下やしっかり固定されていなかった。
 ⑥建物の土台となる基礎部分の強度が低下していた。
 ⑦シロアリ被害や柱や壁・土台の腐朽化で耐久性が落ちていた。
 ⑧土地としての、もともとの地盤が弱いところに位置していた。 
在宅支援を行う中で、生活環境の安全性を観察することも大切です。  介護面の安全性に加えて、家具の転倒や建物の耐震性などの地震対策についても見ておきたいものです。(あくまでも視点として)
以上を踏まえたうえで、下記の項目をご確認してみて下さい。

 ①建物の建築年数はどのくらいなのか…?
阪神・淡路大震災で倒壊した建物の多くが、戦前から戦後に建てられた古い木造家屋といわれています。
建築年数の古い建物は、その当時の建築基準法に合致してはいるものの、壁が少なかったり配置が適正でなかったりする場合が多く、倒壊の危険が高いと考えられます。

建築基準法の「新」耐震基準が適用された「1981年(昭和56年)以降」の建物であればその安全性は高く、さらに築10年以内の建物であるならば、建築基準はさらに強化されているので、「とても安全」と考えて良いはずです。

鉄筋コンクリートなどの住宅の場合には、築が古いと壁にひびが入ることあります。そのひびが数年放置されるとその中に雨水が入り込み、中の鉄筋を腐食させてしまうことがあります。
外壁のひび割れなどから、赤さびが出ているような場合に、建物を支える鉄筋が錆びて強度が下がっている可能性があります。
 ②建物は何階建てか? 
「3階建ての木造住宅」は、建築基準法により耐震基準が厳しく設定されています。違法建築でない限り、安全性は高いと考えられます。
団地などでは高層階になると、地震の揺れが一層強くなります。家具の転倒や物の滑落等で、ご利用者や家族への被害は一般住宅よりも大きくなると予想されます。 

またエレベーターを使用して生活している方は、停電による「孤立」が考えられます。買い物では重い荷物をもって階段を上らなければならず、水道供給が停止となれば下水に使用する水も自力で上げなければなりません。生活に必要な「水の確保」は大問題となるはずです。 

以上から、5階以上の高層階に住んでいる方は、「家具の転倒防止や滑落防止対策」と、「災害時のための備蓄」は特に重要といえます。
 ③建物の屋根はどうなっているか? 
台風や強風に備える地域は、重い瓦屋根が多いと聞きます。
こうした昔ながらの瓦屋根のお宅では、地震の際に瓦が落ちてくる可能性があります。

1kg近くの瓦が頭にぶつかれば、利用者のみならず介護者や支援者でも大ケガとなります。大きな地震発生時には、「地震だー!」と慌てて外に飛び出すことは危険が生じます。
ただし、この屋根瓦住宅の場合どうしても屋根全体の重さも増します。 また築年数の古い住宅では柱や壁の老朽も進んでいる為、倒壊の危険が高くなっているとも考えられます。
この場合、状況にもよりますが、屋根瓦が落下も考えつつ外に出ることも一つの対策かもしれません。
 ④土台(基礎)にひび割れはありませんか?
地下から地上にかけてのコンクリートの土台基礎部分は、家にとって重要な「土台部分」となります。
古い木造住宅では、基礎や土台が長年の使用で腐っていたり、シロアリの被害に遭っていることが多くあります。
基礎部分にひび割れが入っていたり、またシロアリが侵入している際にでる「おがくず上の縦の道」がある場合には注意が必要と言えます。
 ⑤建物の外観上の「形」はいかがですか?
建物の形は、やはり長方形や正方形といったシンプルな方が良いといえます。外形が複雑でL字型、T字型、コの字型などの凸凹が多い住宅は、地震の際に一部分力が集中してしまい思わぬ破壊をもたらす場合があります。
また、1階部分が駐車場や大きな開放スペースになっている場合には、柱や壁が極端に少ない構造になっています。この場合、大地震の際の横揺れに耐えられず1階部分がつぶれてしまうことも考えられます。

増改築を多くしている住宅は、当初の住宅の耐震バランスを崩している可能性があります。機能面を重視して増改築を繰り返している住宅は耐震性において注意が必要と考えられます。
 ⑥建物の柱・壁・天井・床はいかがですか?
建物の老朽化は、風呂場やキッチンなどの水周りの部分から始まると言われています。浴室確認などをする際には、床面がきしんだり、壁のひび割れがないか、はがれ落ちが見られていないかなど観察すると、住宅の老朽化状態を確認する上で参考になります。

また、水まわり以外で、「軒先が波打っている」、「柱が傾いている」、「壁に亀裂が入っている」、「床がきしんでいる」、「床が傾斜している」、「建具の立付けが悪い」等といった箇所を発見した場合は、老朽化が大分進んでいると考えることができます。こうした建物も地震発生時には注意が必要な住宅といえます。
 ⑦昔はどのような土地だったのか?
田や沼を埋めた場所や大雨で出水するような低湿地、造成地で盛り土をした場所などは、もともとの地盤が弱く、大地震発生で大きな被害を受けることが予想されます。

その土地に古くから住む人に、以前はどんな土地であったか、洪水などの災害がなかったのか等の、情報を集めると良いでしょう。
大きな図書館であれば古い地図を見ることができます。こうした資料からも昔の地形がどのようなものだったのかを調査できます。

また普段何気なく聞いている「地名」や「町名」にもヒントは隠されています。例えば「川・河・沢・池・江・沼・瀬」などの地名であれば水との関係がつよいと考えられ、「台・山・丘・坂」などであれば山など関係がある考えられます。

阪神大震災で、なぜお年寄りの被害が多かったのか?

平成7年(1995)1月17日の早朝に発生した「阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)」はお年寄りの被害がとても多かった大震災です。
犠牲となり亡くなった方のうち、70歳以上の方が全体の3分の1、60歳以上の方が全体の半数を占めています。地区によっては、犠牲者のうち8割がお年寄りという地域もあったそうです。
ではなぜ、犠牲者がお年寄りに集中したのでしょうか?

西宮や芦屋市内は「六甲おろし」で有名な風の強い地域性があり、その風害に備えて重い屋根瓦の住宅がとても多い地域でした。
高齢者の多くは住み慣れた建物で生活をしており、その住宅の老朽化も進んでいたと考えられます。また生活においては、高齢で足腰の弱った方は、必然的に1階で生活するようになります。

そうした中で、阪神淡路大震災が発生。
木造住宅が数多く倒壊し、2階がそのまま1階部分を押しつぶしてしまうということが多く、1階で就寝されるお年寄りがその犠牲になったといわれています。体力が衰えた寝たきりのお年寄りの場合、なすすべも無かったのではないでしょうか…。


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